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寒い時期に気を付けたいこと

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●ストーブやコタツ、ホットカーペットなど低温火傷に注意

犬は賢い動物ですから、心地よい場所や暖かい場所はよく
知っています。ガイドの愛犬も冬場にはコタツに寄りかかって
寝ていたものです。気持ちよさそうに寝ている姿を見ると、
そのままにしてあげたくなりますが、時に低温火傷の事故に
つながることがありますので注意しましょう。
犬の被毛は外からの熱をある程度遮断しますので、実際は
かなり熱くなっていても犬の皮膚はそれを感じ取りにくい
のです。そのために、気がついた時にはすでに被毛が焼けて
いた、皮膚がただれていたということがあります。ストーブ
の周りには安全柵を設置する、同じ姿勢で長時間寝かせない、
温度設定を低めにする、ホットカーペットの場合は上に
バスタオルなどを敷く、人間用の暖房器具ではなく犬用の
ペットヒーターを使用する、などの気配りが必要でしょう。
特に、子犬やシニア犬では体温調節がうまくできませんから、
より注意が必要です。

●冷えて関節が痛むこともある

元から関節にトラブルを抱えているコやシニア犬などでは、
体が冷えることから関節痛を起こすことがあります。
歩き方がおかしい、跛行している、歩きたがらない、脚の
形がおかしい、触ると嫌がる、などの症状が見られた時には
関節部分が痛いのかもしれません。
軽度であればマッサージも有効ですが、気になる場合には
動物病院で診察を受けることをお勧めします。その他、
寝場所を暖かくしてあげる、関節系のサプリメントを使う
というのもいいでしょう。

●犬も寒い時にはひび割れを起こすことがある

人間の場合、寒い時期には手が荒れたり、ヒビができたりする
ことがありますが、犬でも時にパッドがヒビ割れたりする
ことがあります。散歩から帰った後、足を洗う習慣があった
場合、濡れる⇒ドライヤーで乾かす、といったことを繰り
返すうちに乾燥が進んでしまうこともあるのでしょう。
また、病気など何らかの原因によってパッドが角化する
ケースもあります。今では犬用のパッドケアクリームも
市販されていますし、アロマがお得意の方でしたら自作
することも可能。愛犬のパッドの状態が気になる時には、
そうしたケア用品をパッドに塗ってみてはいかがでしょうか。