どんな犬種か
MIXだっていいんです。
いえ、むしろMIXの方が良い場合も実はあります
ここでは純潔種について考えていきましょう。
純潔種―もともとはヒトが犬に仕事をさせるために作り出されたものなんです。
だからそれぞれが目的にかなった特徴を持っているようです。
もちろん同じ犬種だからといっても個体差があるんです。
機械ではありませんから。
だからといって、純潔種の傾向というものは無視できません。
しつけである程度抑えられるものもありますが、
そのように生まれて来ているものを、強制するのはお互いに大変だと思います。
また、それがその犬種の魅力と考えれば意味の無いことともなります。
なので見た目だけでなく、
何の為に生れてきた犬種なのか、何に長けているのかを考えて選んでください。
例えば…
セントハウンド系のわんこはニオイを嗅ぐのが大好きです。
お散歩中、あっちの草叢やおしっこの痕、様々な場所に鼻を突っ込み動きません。
さくさく歩きたい方や清潔志向の方は辛いかもしれないですね。
牧羊犬は動くものに敏感。
の〜んびりお散歩を楽しみたいのであれば、刺激に負けないだけのしつけが必要です。
ガードドッグは家族を守るのが役目。
しょっちゅう来客のある家では気が休まらず、落ち着きがないでしょう。
レトリーバー系はものを運ぶのが好きなように作られましたから、
噛み噛みするのが大好きです。家具など傷ついても大丈夫ですか??
………などなど種類や性格は多々あります。
しつこいようですが、個体差やしつけの強弱で違ってきます。
なので持って生れた本能を抑えるのは人間も大変でしょうし、
『わんこ』にもストレスがかかってきます。
もし『これだけは許せない』という事がそのわんこの特徴であったなら
無理して強制するよりも、違う犬種を選んだ方が良いと思います。