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オス・メスの個体差について

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オスとメス…これも悩む方は多いのではないでしょうか。
ヒトと違って選べてしまうのが却って困ります。

実は犬のオスメスもヒトと同じです。
大抵の男の仔は活発で、女の仔は大人しい。
しかし弱々しい男の仔もいれば…猛々しい女の仔もいるのです。
不思議でもなんでもないです、個犬差(個人差)です。

性別で決めるのではなく、性格で選んだ方が良いと思います。

これはブリーダーさんの力を借りるしかないです。
経験が深く、誠実なブリーダーさんの方が頼りになります。
残念ながらショップでは無理かと…。
ショップの店員さんにその能力がないのか?
いいえ違います。あの狭いガラスケースの中に1日中閉じ込められた状態では
その仔の本来の姿なんてわからないんですよ。
それに……ショップ店員さんにはには申し訳ないのですが
あそこに仔犬を閉じ込めて平気でいられる人のいう事なんて信じられません。
特に私の場合は。

ちなみに仔犬がどんな性格か調べるテストが存在します。
有名なテストですが、必ずしも100%確実ではありません。
たぶんブリーダーさんもやらせてはくれないと思います。
その仔が普段(大事)はどんな仔なのか、(初対面の)あなたがテストしてもわからないですからね。

どんな性格の仔が好みなのか、遠慮無く相談してみてはいかがでしょうか。
たくさんの『わんこ』たちを見てきたブリーダーさんなら
『この仔はこういう性格』っていう風に経験に基づいた予想を立てることができます。

もしあなたが社交的な性格で、
いろんなところに犬連れで参加したいのなら、ぜひそのまま伝えてみてください。
そういったことに向く『わんこ』を選んでくれるでしょう。
さらにおっとりした性格のあなたなら、
勝気で叱られても平気なタイプのわんこは手に余るかもしれませんね。
反対に何事も積極的な方は、
おずおずしたタイプのわんこだと物足りなく感じてしまうかもしれませんし。

そういったことを全て細かく伝えて、相性の良いわんこを選んでくださいね。 


おまけわんこ

性格は矯正できるの?

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う〜ん……。
性格は持って生れたものなので、人格改造のようなことは無理だと思います。
我々人類だって『自分の性格のこんな所を直したい』と思ってはいても
なかなか出来ないことと同じなのです。
自覚していてもこうなんですから、わんこには尚更難しいでしょう。
わんこ自信は自分の性格で思い悩んだり困ったりしてませんので。

でも、育て方によって欠点とされる所を薄めてあげるのは出来ます。
シャイだったり吠え癖が例えあっても、
生活するのに困らない程度までに持って行ってあげることは不可能ではありません。

オス・メスによるオトナ加減

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『わんこ』に個体差があるとは言うものの、
大抵のメスはオスより早くオトナになる傾向が見られます。

『わんこ』の1歳はヒトで言うと18歳くらいですが、
例えるのであれば、このころの精神面では人間の中学生くらいを
思い浮かべていただければピッタリじゃないかと思います。
女の子はもう落ち着いてきて『オネエサン』という感じになりますが、
男の子はまだまだ『ガキンチョ』をしている……。
こんな感じなのです。

メスの場合は早くから仔犬らしさから抜け、出て手が掛からなくなり
遊びに誘ってもあまりノッてこなくなりますね。
でも飼い主のそばを離れなかったりで(一般にオスと比べてです)安心です。
オスはやんちゃな時代が長いですね。
元気の良さを楽しめる反面、早く落ち着いてくれないかな〜と
大変に感じることもあるでしょう。

しつこいようですが
好奇心の多少などによってオトナ度の個体差は関係してきますね。	


本能って強いの?

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『わんこ』には強弱こそあれ…本能を持っているということは馬鹿に出来ません。

ちなみにこんなお話があります。
ある初老の男性が、よく懐いている土佐犬を連れて散歩していた。
いつものように仲良く歩いていたのですが
男性が何かにつまづき転んでしまったのですが、すかさず土佐犬が襲い掛かり
重症を負わせてしまったという話がありました。
倒れた者にとどめを刺す本能が瞬間的に、
ほかの全ての事に勝ってしまった為こういう結果になりました。

これは極端な例なのですが
本能とはこういうことなのかもしれないです。
走りたい本能・追いかけたい本能・モノを噛んでみたい本能……様々です。
認めてあげて、そのうえできちんとしつけをして行いましょう。